2014年4月13日日曜日

カタツムリがやってきた。

キッチンの{友達}がまた増えた。

以前、アサリに紛れ込んでいたオオシロピンノという小さな小さな雄のカニを、
約6か月間飼育していたことがある。
名前はピノと名付け、台所に立つ度、
そのかわいらしい姿に心癒されたものだった。

7月に亡くなった時は、寂しくて、悲しくて、
こころにぽっかりと穴が開いた。
動物はその大きさは小さくても、その存在は
自分の中でどんどんと大きくなって
やがて唯一無二の存在となっていく。
一緒に過ごす時間が長ければ長いほど・・・


今年の1月、それは、ピノがわが家へやってきた頃と同じ、
冬と春の間のちょっと肌寒い季節、
そのカタツムリは、レタスの上側の葉にくっついていた。
 
うすいクリーム色の、くるんとしたかわいい形。
カタツムリの赤ちゃんを見たのは初めてだった。



カタツムリといえば覚えがある。
幼少の頃、お墓参りに行く度、
決まって2-3センチの大きなカタツムリが、そのお墓のそばにいた。
幼心に、このカタツムリはこのお墓に住んでいるのだろうと思っていた。
時々、主のいない殻だけが落ちている時もあった。

そんな思いと、個人的にあのフォルムが好きということもあり、
カタツムリには親近感があった。

ピノの時と同じように、
まず、小さなタッパを用意して、カタツムリ用の簡易的な部屋を用意し、
急いでネットで飼育方法を調べた。

名前はデンデンムシから・・・でんこと名付けた。