2016年4月8日金曜日

デンコ、三度目の春。

桜もそろそろ散り始め、
気温は21度くらいとなってきた。

デンコは2月頃から眠っては起き、眠っては起きを繰り返している。

決まって、フタの上にくっついて2週間ほど眠るのだが、
そのうち、粘着が弱くなり、何かの拍子にぽてっと落ちる。

そろりそろりとケースのお掃除をしているときなど、ドキッとしたものだが、
自然界でもままあることだろうと考えた。

ぽてっと落ちると、デンコは、じわじわと殻から出てくる。
{もう~まだ寝たいのに~}という感じだ。

大量に食べてから、いつも眠りにつくので、
起きだすたびに、更に大きくなっている気がする。

この前体長をはかった時は、グーンと伸びた状態で、8センチはあった。
横幅は2センチ。かなり大きく感じた。
これがカラの中にすっぽり収まるのだから、凄いことだと思う。


今日も、デンコはフタからぽてっと落ちた。
あいかわらず、ドキッとする。
いつ落ちてもよいように、一応、デンコの下には、葉物を敷いて置く。


気温も21度くらいとなってきたので、デンコたちの活動しやすい時期となった。
落ちたあとは、またむっくり起きてくるだろう。

殻から出てくるのには時間がかかるので、毎回じれったく、不安にもなるが、
ガンジーの「良きことは カタツムリの速さですすむ」という言葉を思い出し、
素知らぬ顔で待つようにした。


大好物の青々としたレタスを入れておいた。

デンコは今月で2年と3ヶ月・・・、デンコやコデンコを見ていると、こころが和む。
ささくれだった気分もいつしか、ゆったりとした気分になる。

愛猫たち同様、私の心理セラピストであり、大切な大切な仲間である。

まだまだ生きてくれることを、毎日願っている。